ヴェルベットスキン
概要
ヴェルベットスキンとは、「ダーマペン」と「マッサージピール」を組み合わせた施術です。ダーマペンで肌に微細な穴をあけた後、マッサージピールの薬剤を塗布して、ハリ・ツヤのある肌へと導きます。
マッサージピールは単体でも有効なピーリング治療ですが、ダーマペンとの併用により、美容成分が肌の奥まで浸透しやすくなります。 2つの併用による相乗効果でコラーゲンの産生を促進。たるみの引き締めにも効果が期待できる治療です。
ダーマペンとは、ペン型機器の細い針で肌に穴をあけ、肌の回復力アップを目指す治療です。主にニキビ跡や毛穴のつまりの改善、ハリツヤのある肌へと導きます。
また、針の直径は0.20mmと細いことが特徴です。細い針によって施術時の痛みを抑えて真皮にある線維芽細胞を活発化。コラーゲンの生成促進による肌質の改善が期待できます。
ダーマペンについてはダーマペンのページで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
マッサージピールとは、美容薬剤「PRX-T33」をマッサージによって肌に浸透させる治療です。作用の仕組みから、別名「コラーゲンピール」とも呼ばれています。
PRX-T33の主成分はトリクロロ酢酸と過酸化水素、コウジ酸です。トリクロロ酢酸には真皮にある線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を強く促す作用があります。
また、過酸化水素には、トリクロロ酢酸による炎症作用を低減するはたらき。コウジ酸はメラニンの生成を抑制するはたらきがあり、炎症リスクを抑えつつシミやくすみの改善が期待できます。
このような方におすすめ
- 肌質を改善したい
- ニキビ跡が気になる
- 美白したい
- 肌のキメを整えたい
- 肌にツヤやハリがほしい
- 肌の弾力がなくなってきた
- 小じわが目立つようになってきた
- 毛穴が目立つので引き締めたい
期待できる効果
効果①ニキビ跡やクレーターの改善
ヴェルベットスキンは、ニキビ跡の改善に有効です。 ニキビによる炎症を放置すると、免疫反応がやがて皮膚の真皮層に起こりはじめ、クレーター状の陥没を生じます。凹んだニキビ跡は自然回復が難しいとされていました。
ヴェルベットスキンは、皮膚の真皮層にはたらきかけ、コラーゲンの産生を促進。肌の再生過程でニキビ跡が押し上げられ、ニキビ跡を目立ちにくくすることが可能です。
効果②開いた毛穴の改善
ヴェルベットスキンには、毛穴開きを改善する効果も期待できます。 加齢により毛穴が目立つのは、一般に「たるみ毛穴」と呼ばれる症状です。コラーゲンの減少した肌がたるむことで、毛穴が縦に引き伸ばされます。
ヴェルベットスキンの施術を受けることで、コラーゲンの産生が促進され、肌のハリや弾力が回復。たるみの改善に伴い、毛穴の目立たない滑らかな肌を目指せます。
効果③肌のくすみやしわの改善
ヴェルベットスキンは、肌のくすみやしわにも適応します。
ヴェルベットスキンにより肌の治癒力が高まると、くすみの原因であるメラニン色素が排出されます。あわせて薬剤の主成分「コウジ酸」がメラニンの生成を抑制。くすみの改善と予防を同時にもたらします。
そのほか、肌の弾力を取り戻して小じわの改善も期待できます。
治療の特徴
ヴェルベットスキンは、肌質の改善が期待できる美肌治療です。
皮膚に微細な穴をあける「ダーマペン」と美容薬剤を浸透させる「マッサージピール」を組み合わせ、真皮におけるコラーゲンの産生を促します。
毛穴づまりや小じわの改善が期待でき、施術後のダウンタイムが短いことが特徴です。
施術について
治療時間
リスク副作用
・赤みやほてり(2~3日ほど)
・内出血やむくみ(1〜10日ほど)
・乾燥やかゆみ(1〜10日ほど)
・皮むけ(2〜10日ほど)
上記のほか、まれに色素沈着を起こす可能性があります。施術後は日焼け止めクリームや日傘を用いて紫外線対策を心がけましょう。
注意事項
・糖尿病や膠原病を患っている
・ケロイド体質である 皮膚炎を患っている
・金属・コウジ酸・キシロカインアレルギーがある
このほか、「ディフェリンゲル」や「トレチノイン」「ハイドロキノン」を含む外用薬の使用も避ける必要があります。
・水、ぬるま湯での洗顔は6時間後から可能
・洗顔フォームを使用しての洗顔は24時間後から可能
・メイク24時間後から可能
・シャワー浴当日から可能
・入浴は翌日から可能
料金
ヴェルベットスキン
初回
18,000円(税込)
通常
30,000円(税込)
初回/5回
130,000円(税込)
通常/5回
140,000円(税込)
初回/10回
250,000円(税込)
通常/10回
265,000円(税込)
よくある質問
ヴェルベットスキンは1回の施術でも肌質を改善する効果が期待できます。 ただし、治療効果は術後1週間がピークのため、長期の効果を望まれる場合は、定期的な再施術を受けることが大切です。 特にニキビ跡や毛穴開きの治療は、4~6回以上の施術を必要とします。「効果ない」と自己判断で中断せず、医師の診察を受けながら治療を継続しましょう。
1ヵ月に1回の間隔を、5回が目安です。