
25
Jun
03’
Tue
麻酔の種類について
美容外科
こんにちは。OMI CLINIC看護師の梅山です。
美容施術は痛みを伴うものが多いイメージはありませんか?
少しでも痛みが少ない状態でお施術をしていただけるように、当院で使用している麻酔の種類についてご説明させていただきます。

麻酔クリームとは塗布した部分の痛みを感じにくくする麻酔法です。
麻酔クリームはショッピングリフト、ダーマペン、リジュランI などのお施術の際に使用されることが多いです。
塗るだけなので麻酔の際の痛みはありませんが、効き目は弱く持続時間も短いです。その分短時間で通常の感覚に戻るというメリットもあります。

局所麻酔とは、手術する部分やその部分の神経に麻酔薬を注射して、痛みを止める麻酔法です。
眠ることはなく意識はしっかりしているため、手術中に仕上がりを確認することができます。
また、局所麻酔には血管収縮作用があり、出血がしにくくなる効果もあります。
局所麻酔の注入には注射針を使用するため、注射針を刺す時と麻酔液を注入する時は痛みを伴います。リラックスして頑張りましょう!
クリニックによっては局所麻酔は有料オプションの場合もございますが、当院では施術代に局所麻酔も含まれているため、追加でお金がかかる心配はございません!

笑気麻酔とは、亜酸化窒素と医療用酸素を混ぜた気体を吸入することで、痛みや不安を軽減してリラックスした状態にする麻酔法です。
痛みに弱い方や施術中に緊張してしまう方、不安の強い方は、恐怖心や不安感のために気分が悪くなったり、血圧が上昇してしまう恐れがあるため、局所麻酔のみではなく笑気麻酔や静脈麻酔の使用をおすすめします。
効きやすさには個人差があり、感じ方もお客様によって様々ですが、フワフワしてお酒に酔っ払ったように感じられる方が多いです。
メリット
- リラックスした状態を保ちつつ医師とコミュニケーションを取ったり、手術中に開眼して仕上がりを確認することができます
- 笑気麻酔の効果はすぐに現れ、麻酔を止めた後に効果が消失するまでが早いので、比較的短時間で日常生活に戻ることができます
デメリット
- 笑気麻酔は痛みえお完全に取り除く麻酔ではないため、局所麻酔を注入する際の痛みは感じます。
リラックスして頑張りましょう - 極度の恐怖心や重度の不安を抱えられているお客様には十分な効果を得られない場合があります。

静脈麻酔とは、腕の静脈から薬剤を注入することで、全身の鎮静と鎮痛をする麻酔です。深い眠りにつく状態になるので、痛みや不快感を感じることなく、施術を行うことができます。
効きやすさには個人差がございますが、薬剤投与後から2分程度で眠りにつくことができます。治療中に目が覚めてしまう場合がありますが、健忘作用があり、治療中のことを覚えていられる方はほとんどいらっしゃいません。
手術終了後の麻酔の抜け具合はお客様によって様々ですが、施術終了後20分程度で薬が代謝して抜けてきます。施術後は手術室からゆっくり休めるお部屋へ移動して安全にご帰宅できるようになるまで休んでいただきます。
施術後はしばらくしてから再び眠気やだるさに襲われることがありますので、ご帰宅後は無理をせずにしばらく安静にお過ごしください。
麻酔法の選択
施術内容によりおすすめの麻酔法が異なりますのでカウンセリング時に麻酔法についてもご相談ください。
二重幅や目の開きを確認しながら進める施術の場合(二重全切開、タレ目など)、静脈麻酔を選択されたとしても手術の途中で覚醒を促すことがあるため意識がしっかりあり、痛みや不快感を感じることがございます。
美容施術は痛みを伴うものが多いため、自分に合った麻酔法で施術の不安や痛みを少しでも緩和しながら頑張りましょう!
ご不明点や気になることございましたら、お気軽にご相談ください。