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11’
Tue
外科手術後のダウンタイム〜腫れ・むくみ編〜
美容外科
こんにちは。OMI CLINIC看護師の梅山です。
みなさんが美容整形手術を検討する際に、ダウンタイムを心配される方多いのではないでしょうか。
「家族や職場にバレたくないですが術後は結構腫れますか?」とお客様に質問される事が多いので、今回は腫れやむくみに着目して術後の経過やアフターケアのポイントを記載しようと思います。
腫れ・むくみの原因
腫れの度合いは手術の手技や状態も関わってきます。
OMI CLINICでは出血を最小限にするべく、局所麻酔の種類や時間をそれぞれのオペに合わせて実施しております。
また、木下医師は速く正確に最小限の出血となる手術をいつも提供しております。
そして、お客様には手術部位に力を入れないようにリラックスして受けていただくことが一番です。
私たち看護師もお客様のダウンタイムがなるべく最小限になるようにサポートします!
不安なことや、気になることはいつでもお気軽にお声掛けください!
腫れ・むくみの経過
手術直後が一番腫れるのかなと思われる方もみえるかもしれませんが、実は術後のダウンタイムのピークは2〜3日後なんです!(※経過には個人差がございます)
手術直後の腫れは局所麻酔が原因の場合が多く、だいたい数時間で引いてくることが多いです。その後は翌日以降に炎症を原因とした腫れが発生してきます。炎症による腫れはだいたい2〜3日後が特に強く症状が出て、その後は徐々に症状が和らいでくるのが一般的です。
大きな腫れやむくみはだいたい1〜2週間で良くなってきますが、完全に腫れやむくみが引くまで1ヶ月〜3ヶ月程度かかります。
腫れ・むくみに対するアフターケアのポイント
ダウンタイムを最小限にするために一番大切となってくるのはアフターケアです。
手術後に気をつけていただきたいことを記載しますので可能な範囲内で実践してみてください!
手術部位を心臓より高い位置にする
枕をいつもより高くする、なるべく横にならず座って過ごす、携帯を使う時に顔を下向きにせず頭を真っ直ぐにして上向きの姿勢にするなどを心掛けましょう。
血行を良くしすぎない
激しい運動、長時間の入浴、サウナ、エステ、ヨガなど身体の芯から温まるような行為はお控えいただく事をオススメしております。
安静に過ごす
手術部位をぶつけてしまったり、お子様やペットの手が勢いよく当たると出血の原因になりやすいためご注意お願いします。
また、目を強く瞑ると手術部位に力が入り血圧が上がります。その結果、腫れや内出血の症状を悪化させてしまう可能性があります。
手術部位の周りを冷やす
保冷剤の結露などにより手術部位が濡れてしまう可能性があるため直接冷やすことは避けていただき、施術部位の周辺を冷やすようにしてください。冷やしすぎると逆にむくみやすくなってしまう恐れがあるため十分にご注意ください。
また、お冷やしする際は保冷剤等をタオルに包み、皮膚を傷つけないようにしましょう。保冷剤を直接肌にあてて冷やしてしまうと凍傷の危険もあるためご注意下さい。
食生活を気をつける
辛い食べ物には発汗作用があり、血流がよくなるため腫れやむくみを悪化させる可能性があります。また、塩分の多い食事を摂るとむくみやすくなるためご注意お願いします。
術後はむくみを解消する作用のあるカリウムを含むバナナやメロン、アボカドなどを意識して取り入れましょう。
ダウンタイムを心配されている方へ、以上の注意点が参考になれば嬉しいです。
ダウンタイムは悲しい気持ちになってしまいがちですが、気をつけて生活して最小限のダウンタイムも目指しましょう!